AMANDA さんのコンプレッションホイール バランスとり

今回、ホイールのウエイトバランスとりを承ったのは自分も興味深々だった AMANDA さんの
コンプレッションホイールです。

             


ウェイトバランスは大手メーカーのカーボンホイールに比べたら非常によくできていました。
普通にバルブのほぼ反対側に若干ウェイトを付けたくらいできれいに回るようになりました。

このホイールは自分も是非乗ってみたいと思っていたのでお願いして、お客様のご好意で
試乗させていただきました。

             


最初、COLNAGO C50 に装着したところタイヤが Vittoria CORSA CX の 25mm のため
フロントフォークに当たってしまってだめだったので Litespeed に装着して乗ってみました。

最初の走り出しからすぐに感じるのはホイールの変形をまったく感じないこと、まるで円盤に
乗ってる感じです。通常の手組みホイールの細いテンションスポーク、リム、ハブとそれぞれが
微妙に変形して回ってるような感じがないんです。
通常のスポークの場合はテンションで支えられてて厳密にいうと伸びるので偏心しながら
回転するんでしょうが、このコンプレッションスポーク構造のホイールの場合それがないので
結果軽く回るんだと思います。
じゃーさぞかし硬いんでしょうと思うとそんなことはなくて木リムを使っているためか実に
乗り心地がいいんです。

それと、しばらく走ってから 気付いたんですが、この Litespeed で唯一気に入らなかった
ヘッドアングルが立ってるための過敏なハンドリングがマイルドになって直進安定性が
増しましたことです。ホイールの重量増と分布が変わってジャイロ効果が増したんでしょうかね。
ここのところ COLNAGO のほうに乗ってたのですぐには気づかなかったんですね
COLNAGO の直進安定性に近いものがありました。

木リムのためなのか、ブレーキングでのスピード調整が難しくなったのは慣れの問題ですかね。

今までに味わったことがない乗り味のホイールで期待を裏切りませんでした。
乗り心地がいいんで、ルートに上り、下りの坂があんまりないようなロングライドでもいいし、
転がりの良さから TT に使っちゃっても面白いかもしれません。


marco自転車タイヤショップ

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