IRC ASPITE PRO 700 x 24c

ずいぶんと久しぶりのブログ更新になってしまいました。

荒川河川敷もすっかりと涼しくなってしまいましたね、それでもこの短い期間が自転車で
走るのにはちょうどいい気温だと思います。

自分は店に出勤するのに荒川の右岸を下って左岸を上るちょっと遠回りのルートを自転車で
走ってくるんですが、荒川河川敷を走ってない人には、えーと思うようなお話をします。

荒川にはいろいろな生き物が生息しているとは思うのですが、9月の終わり頃から10月初旬で
一年の内で一番迷惑なのが芋虫の横断です。
この時期、土手から川原に向かって芋虫が河川敷道を移動するんです。右岸ではそれほどの
数が移動してないようだし大きさにしてもせいぜい3センチくらいの長さで太さも5ミリ程度なんで
タイヤで踏んづけてもそれほど気にならないんですが、これが左岸だと様相が違います。
大きさは6センチくらいあるし太さだって1センチ以上あるようなデカイやつ、それに数だって
最盛期には1平方メートル当り3~4匹くらい移動しています。
これを踏んでしまうと、、、、、後の自転車掃除が大変です。

あと8月、9月は左岸ではカニが河川敷道まで出てくるのでこれも踏みたくないですが
これは大した数ではないので余裕で避けられます。

まーこの話はせいぜい自分の行動範囲の足立区の辺のことなので、上流のほうを走ってる人は
もっとすごい生き物がいるんだよなんてこともあるかもしれませんね。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は IRC がチューブレスありき的なタイヤじゃない
本気のクリンチャータイヤを出してきたので遅くなりましたが紹介します。

 

太さが 24c としては軽めのタイヤだと思います、触った感じのコンパウンドもグリップは悪く
なそうで、ケーシングがしっかりした感じでカット等の耐パンク性はかなり良さそうです。

   


こっちは RBCC コンパウンド使用でウェットな路面でグリップ性能を上げたタイプの WET です。
この IRC 独自の RBCC コンパウンドってほんとにグリップが良くて、自分も MICHELIN の
PRO GRIP の前はこれを通勤に使ってました。雨の日の安心感が違います。

当店販売価格 どちらも 5450 円 (税込)

太さは今回紹介の 24c のほかに 26c も発売されています。



発売してから紹介するのが遅くなってしまったのは、実はこの PRO 24c を自分でも試して
いたからでして、使ってみての感想をちょっとだけ。

 


ホイールは Campagnolo ZONDA に嵌めてみました。
最初の印象は、しなやかなタイヤではないなということでした。ケーシングがしっかりしているので
路面の細かな凹凸もしっかり伝えてきます。だからといって跳ねることはないので優秀な
ケーシングをうまいこと設計しているんでしょうね。

グリップもこの DRY 仕様でも決して悪くはなくて、きれいな断面形状をしているのが感じられる
素直な倒れ込みをするんで安心してコーナーリングできます。
ただ今のところ雨の日には使っていないのでウェット路面のグリップはわかりません。

太さは若干細めで、 25c だとギリギリ干渉してしまう自転車のかたでもだいじょうな可能性は
あります。

トレッドの減りは、現在 1000km ほど走りましたがフロントはまだパーティングラインが微かに
残るくらいで、リアはやっと消えたくらいです。
自分の体重は 50kg 前半なので普通より減りは遅いんですけど、減りが早いタイヤでは
ないですね。




marco自転車タイヤショップ

東京都足立区にあるスポーツサイクルタイヤの専門店です。 当店ではお客様がお持ちになっているスポーツサイクルをもっと大事に、 長く乗っていただくためのお手伝いをいたします。 点検、タイヤ交換、ホイールの振れ取り、修理など、 スポーツサイクルであればどんなものでもお持ちください。 新旧構わず承りますのでお気軽にご相談ください。