Campagnolo 手組ホイール 1セット限定

ブログを書くのをさぼっていたらもう1月も終わりに近づいてしまいました。


とりあえず1件くらいは記事を書いておかないとと、今組立中の手組ホイールを
紹介します。
Camagnolo 手組ホイール? ちょっと誤解されそうですが、正確にはカンパの
リム、ハブを使って私が組み立てた手組ホイールですのであしからず。

10数年前なら普通に部品取り寄せて組立ることができたカンパハブも今は
選択肢としてはレコードのブラック色しかなくてクロモリフレームの自転車に
シルバーポリッシュのハブを使いたくても作ることができません。

それでも時々問い合わせをいただくこともあり、どうにか部品を工面して
1セットだけ組みました。


 


                  


2004年頃製のコーラスフロントハブ 36H

やっぱり現行のレコードハブの直線基調のデザインと違いポリッシュされた
曲面がきれいです。



 


                  


こちらも2004年頃製コーラスリアハブ 36H

実はこのリアハブは新品ではありません、ほとんど使われていなかったリアホイールの
ハブボディだけを使い、フリーボディ、アクスル(軸)を現行の新品パーツに交換した
リビルド品です。
絶対新品がいいよという方にはお勧めしませんが、新品と言ってもいいくらい
きれいです。
ちなみにフロントハブは新品のデッドストックで、保管期間が長かったので
グリースを入れ換えてオーバーホールしています。

さてここで悩んだのが、リムです。

たぶん今後このハブでホイールを組むこともないでしょうし、折角だからカンパの
古いリムを使って組立ました。
走行性能優先にしたら MAVIC OPEN PRO とか DT SWISS RR440 とかのほうが
いいとは思いますが、このハブを求めている方はそれじゃないだろうと思います。

ハブとは時代的にずいぶんとさかのぼってしまいますが、幸いいつか使うかもと
ストックしていた OMEGA STRADA のクリンチャーリムがあったのでこれを
使うことにしました。
チューブラーにしようか悩みましたが、ここは使い勝手を考えてクリンチャーを
選択しました。


 


                  


現在、リアは完成していますがフロントは組み立て中です。
時間を掛けてスポークテンションを上げていきます。


  


リムはこんな感じ、昔ながらのリムサイドを切削していないハードアノダイズ仕上げ
当時のスタンダードな仕様のリムです。
この手のホイールに VELOFLEX  なんかのオープンサイドのタイヤを嵌めると
カッコいいんですよね。


部品構成としては、

リム:Campagnolo OMEGA Strada CLINCHER 36H
ハブ:Campagnolo CHORUS 02 36H
スポーク:DT SWISS CHAMPION 1.8
ニップル:DT SWISS ALLOY 1.8 SILVER



最後に販売価格ですが、


店頭お渡し価格 71、560円(税込み)

おかげさまで、SOLD OUT です。
 
相性ばっちりな自転車のお客様に使っていただけてうれしい限りです。


価格設定も余計なプレミア価格を付けたりはしていないので自分で言うのも何ですが
良心的な価格だと思うんですがね。

こんなのが欲しかったという方、使ってください。
(あと一週間くらいで組立終わると思います)



marco自転車タイヤショップ

東京都足立区にあるスポーツサイクルタイヤの専門店です。 当店ではお客様がお持ちになっているスポーツサイクルをもっと大事に、 長く乗っていただくためのお手伝いをいたします。 点検、タイヤ交換、ホイールの振れ取り、修理など、 スポーツサイクルであればどんなものでもお持ちください。 新旧構わず承りますのでお気軽にご相談ください。